ベクトルと複素数

 今回は、ベクトルと複素数のお話をします。  

 ベクトルと複素数、共にグラフ理論が深く関わってきますので先にグラフの復習をすると良いと思います。

 

・まず、ベクトルについてです。  

 ベクトルは、矢印遊びの一種になります。

 例えば、x-yグラフにおいてA(P, Q)、原点Oという点を定めたときに、f:id:BasicMath:20210809131114j:imageのように表されます。このとき、OからPに向いたベクトルであると表現されます。f:id:BasicMath:20210809131207j:imageならば、PからOに向いたベクトルとなります。

 このとき、f:id:BasicMath:20210809131322j:imageが成り立ちます。

 

・次に複素数についてです。

 複素数は、ベクトルにとても似ており、yの部分を虚数に充てたものとなります。  

 虚数とは、実際には存在しない数であり、iを数字に連接することを以て表されます。

 そして、複素数の特徴たるところは、角度の表現ができることになります。

 

 実際のところ、ベクトルと複素数は似たようなものなので、同時に紹介しました。今回はここで以上になります。