関数における極限について

 数学では、例えば三角関数に具体的な値を代入することで値が求められますよね。

 ただ、数学においては代入を以てして具体的な値を求められないときがあります。

 そんなときに、極限の登場です。

 極限は、f:id:BasicMath:20210809130252j:imageのように表記します。これは、例えば、xをゼロに近づけたときの値になります。  

 では、なぜ代入できないのでしょうか?

 それは、グラフにおいて関数の刻みが極めて小さくなる場合があるからです。

 何というか、0に近いが0じゃない。といった感じで低空飛行したり、y軸につくようでつかないぐらいのグラフを描くことがあるからです。これは、漸近線がある場合などに言えることです。

 あと、不定形処理というものがあり、これは例えば分母分子が両方ともゼロになってはいけないとかが主としてあります。

 これは、うまく式変形して不定形を解消していくのですが、これは他のサイトにも参考書にも山程載っているので割愛させてもらいます。

 区分求積法にも極限が使われていますが、あれは特殊な分野なので積分の記事で紹介したいと思います。

 ざっくり、極限については以上です。